フィリピンビジネスミッション2023
フィリピンの人口は2022年には1億1,250万人を越え、国民の平均年齢は24.3歳と若く、ASEAN諸国の中でも今後長期の人口ボーナス期が続くことが予想されています。また2022年第三四半期の実質GDP成長率は前年比7.6%増とコロナ禍からV字回復を遂げ、今後も高い経済成長率の継続が予測されています。
今回のミッションでは”ものづくり”をテーマとして、特にフィリピンが優先投資分野としている、環境・グリーン産業、農業・食品産業、医療産業、電子機器・部品産業などのうち、大阪も強みを持つビジネス分野を含む優先投資分野に焦点をあて、マニラ首都圏を中心とした複数の現地経済団体や金融機関、商業施設等を訪問し、現地のビジネストレンドやニーズを探るとともに、現地で生産・販売活動を行っている日系企業が多く拠点を置くバタンガス州のリマ工業団地を訪問し、現地の製造現場の実情や投資環境について視察と意見交換を行いました。
また最終日にはマカティ市内のホテル会場にて、参加者のニーズに対応したビジネスマッチング(商談会)を開催し、参加企業各社の希望にマッチした現地企業と直接お会いする機会を提供し、フィリピンでの販路開拓、調達先開拓、現地進出、ビジネスパートナー探しやフランチャイズ・店舗展開などについて現地企業と商談を行いました。
開催時期 2023年3月15日(水)~17日(金)<3日間>
実施場所 マニラ首都圏および圏外の経済特別区(フィリピン共和国)
主催 大阪市
受託事業者 BPC交流事業共同体【一般財団法人大阪国際経済振興センター、公益財団法人大阪産業局】
共催 在大阪フィリピン共和国総領事館貿易投資部、フィリピン貿易産業省外国貿易サービス公社(DTI FTSC)
後援 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部、大阪ビジネスパートナー都市交流協議会、大阪・海外市場プロモーション事業推進協議会
協力 フィリピン商工会議所(PCCI)、フィリピン投資委員会(BOI)
参加者数 10社12名
商談会商談件数 85件
プログラム 【1日目】3月15日(水) ・JETROマニラ及びRizal Banking Corporation (RCBC)ジャパンデスクによるブリーフィング ・ 日本人商工会議所訪問 ・ 和食「つむらTsumura 」にて昼食 ・ BOI(フィリピン投資委員会)&DTI(フィリピン貿易産業省)訪問&ブリーフィング ・ フィリピン基地転換開発公社(BCDA) 訪問 ※ BCDA:Bases Conversion and Development Authority ※ BGCの都市開発に携わるグループ公社 ・ ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)ローリングツアー ・ 市内商業施設視察訪問(BGC三越)※昨年秋プレオープンした日系商業施設 ・ 情報交換交流会 【2日目】3月16日(木) ・フィリピン経済区庁(PEZA)訪問 PEZA訪問後は業種に従ってA班、B班に分